パーキンソン病での薬を飲んだり貼ったりする以外の治療法をお伝えしています。
深部脳刺激とはDBS(Deep Brain Stimulation)とも言われていて、脳に植え込んだ電極で電気刺激を起こす事でパーキンソン病の症状を抑える治療法です。
イメージしやすく例えるとすると、心臓に問題がある人がペースメーカーを心臓に電極を入れているのと同じ事を、脳にして刺激を与えていると考えて下さい。
DBSの治療を行う際には、適しているか適していないかなどの審査はあるようです。薬が効きやすい患者はDBSにも反応しやすく効果がすぐにでると医師の話でもありました。
パーキンソン病のより根本的な治療のためには細胞補充療法が必要。
この治療法は2018年から京都大学の高橋先生がiPS細胞を使ったパーキンソン病の治療を行うことで世界中から注目されていますよね!この治療法が身近になるのはいつになるのでしょうか。
細胞移植によってドーパミンを作れる細胞を移植し新しい神経回路をつくる。
1)胎児細胞移植
2)ES, iPS細胞移植
1)胎児細胞移植
スウェーデンやアメリカ、カナダで1980年から400例以上の実績がある。
日本ではこの治療は行われていません。
2)ES,iPS細胞移植
幹細胞(ES,iPS細胞)を利用し必要な若いドーパミン神経細胞を作る。
日本ではまだまだ合法化されていませんが、医療用大麻は海外では合法化されているところが、増えています。
アメリカではカリフォルニア州が最初に医療マリファナとして合法化されましたが、全ての州が合法適応の治療になっていないので、住んでいる街によってはこの薬が使えない患者もいます。医療用大麻としての効果は
痛みの軽減:ジスキネシアの軽減:声・発生の改善:身体の硬直が軽減:震え(振戦)の軽減
などが、すぐに現れるようです。
紹介している動画は英語ですが、この患者はひどいジスキネシアで苦しんでいるのですが、マリファナを一滴口の中に入れて5分以内に、表情や声、身体に変化が出ているのが見ているだけでもお分かりになると思います。
2分半ほどのビデオなので、是非ご覧いただければと思います。