海外ではパーキンソン病患者に親しみを込めて、パーキー(Parky)と呼びます。そこで、私たちはパーキーであっても自分らしく活動している人達を、スーパーパーキーと呼んでいます。このページでは海外のスーパーパーキーをご紹介したいと思います。かれらは、自分の病気だけでなくコミュニティにも大きな影響を与えている、尊敬するスーパーパーキーたちです。
2003年の27歳の時に若年性パーキンソン病と診断された、ジミー・チョイさん。8年間は全く何もやる気がない状態でしたが、子供がきっかけで運動を決意。
その彼が、41歳の時にはなんとアメリカ版SASUKE(ニンジャウォーリアーズ)に登場!そんな彼のインタビューをお聞きください。
PDと診断され今何もしていなくても、数年経っていても、きっと希望を感じる事が出来ると思います。
6分ほどの動画になりますが、是非ご覧下さい。
彼が一躍有名となったのは、日本で有名な「サスケ」のアメリカ版「忍者ウォーリアー」の番組で出演。その時に俳優のマイケルJフォックスからの応援ビデオメッセージがあったりと、TVのゴールデンタイムにパーキンソン病患者でもチャレンジしているとインパクトを残し、多くの方にパーキンソン病とは何かと知ってもらうきっかけを作ってくれた偉大な方です。
チョイさんは27歳の時にPDと診断されています
そして41歳の時にこの「忍者ウォーリアー」に参戦しています!自分の可能性を決めるのは自分だと証明してくれた人です。今も運動を通して、沢山のコミュニティーを教育しながらまわっているようです。
パメラさんはNY在住でご自身でパーキンソン病患者の為のダンスクラスを行っています。このビデオは2013年の世界パーキンソン病学会に提出した内容です。この時点で17年前の10月にPDと診断されたと語っています。本人がダンサーだった事で、自分が思うように動けなくてとても落ち込んだ時期もあったようです。今は自分の経験も活かしながら、PDで困っている人たちに動きのコツを教え、リズムにのって楽しく体を動かすクラスを毎週行っています。
PD movement Lab ホームページはここをクリック。
ジョン ペッパーさんは南アフリカ在住の男性で、30代でパーキンソン病を発症。その彼は手続き記憶動作をあえて「意識化」する事でふるえをコントロールし、PD症状に負けずに普段の生活を行えています。
ノルウェーで活躍しているフォトグラファーでもあるレイネスさん。2010年にパーキンソン病と診断されたが医学書にあるパーキンソン病のイメージは猫背の振るえるおじいさん。しかし彼を含めた多くのパーキンソン病の人達は、そのイメージとは程遠い。そこで世間のパーキンソン病に対するイメージを変えようと活動しています。